富山県発、大協紙商事株式会社から出ているシャンプー・コンディショナー「凛として」の、おためしミニボトルセットを買いました。
薬局でよく見かける市販で主流のシャンプーとは違い、凛としての洗浄成分は石けん成分を主にしています。
酵素石けんシャンプーを使うのは今回が初めてだったんですが、色々と衝撃だったのでレビューしようと思います。
今回初めて石けんシャンプーを使いました。
他の石けんシャンプーと比較ではなく、純粋に使った感想を書いていきますね。
結論
使い続けるには相当な勇気が必要
使ってみての第一印象は「めっちゃきしむやん」でした。(苦笑)
例えると、間違ってボディーソープで髪の毛を洗ってしまった時によく似ています。
きしみのせいですすぎも思うようにできず、髪の毛が絡まって抜けてしまう始末。
でもそれは石けん成分で汚れが落ち、髪本来の姿が見えてきた証拠。
公式HPによると、使い続けることで髪が健康になり、きしみも軽減していくらしいです。
まずは3か月継続して使うことで効果を実感できるそう。
ただ、実際にお試しセットを使い切った感じではきしみが軽減する実感は全くありませんでした。
一週間分しか試してないですからね。
僕のように初めて石けんシャンプーを使う場合は、使い続ける勇気が必要ですね。
コンディショナーは必須
公式HPにも書かれていますが、シャンプーとコンディショナーはセットで使ってください。
というより、使わずにはいられません。きしむんで。
きしみが劇的に無くなるわけではありませんが、コンディショナーのお陰で少しだけ指通りが良くなります。
頭皮の保湿をするという意味でもコンディショナーは必須です。
石鹸シャンプーを使うときは、絶対に専用のコンディショナーやリンスを使う事!
合成シャンプー用とは成分が全く違うよ。
乾かすと”ふわさら”になった!
初めて使った時は、きしむし、絡まって髪の毛抜けるし、不安しかなかったんですが…
お風呂上りに髪の毛を乾かすとあら不思議。
さらさら&ふわふわの髪の毛になりました!
特にサラサラ感は、今まで味わったことがないほどでした。
僕の場合たった1回の使用で実感できたので、使い続けるともっと良くなるかもしれません。
製品情報
「凛として」のシャンプー・コンディショナーのラインナップはこちら。
- ヘアシャンプー 500ml
- ヘアコンディショナー 500ml
- おためしミニボトルセット/シャンプー・コンディショナー 各50ml
今回僕が買ったのは普通タイプですが、それぞれ同じ値段・容量のCOOLタイプがあります。
お試しセットは50mlで1週間分。
500mlだと2か月くらいはもつ計算になりますね。
そう考えるとそこまで高くないかもしれません。
ドラッグストアでは売っておらず、公式サイトや楽天市場、百貨店で購入できます。
石鹸&酵素のダブルパワーで汚れを落とす
凛としてのシャンプーは、石けんと酵素の良い所を組み合わせたシャンプーになっています。
「凜として」では、肌に優しい低刺激な石鹸を使用しているため、ときには石鹸だけでは落ちない頭皮や髪の汚れが出てくることもあります。
「凛として」公式HP
そうした汚れをスムーズに、優しく洗い落としてくれるのが、植物や果物などの自然物から取れる天然酵素です。
「凜として」では、タンパク質を分解する酵素・パパインを使用。
また、天然成分から抽出した各種植物オイルが、石鹸で広がったキューティクルを整え、髪を保護してくれます。
保湿成分もたっぷり入っているため、使用するたびに、しっとりと柔らかな髪を保ちます。
天然由来・低刺激の成分にこだわった商品作りで安心感がありますよね。
石鹸シャンプーでも酵素シャンプーでも満足できなかった人は、凛としての酵素石鹸シャンプーを使ってみるのもいいかも。
「凛として」シャンプーのレビュー
成分表
成分名 | 効果・効能 | |
---|---|---|
水 | 溶媒(基材) | 主な成分、 配合量が1%以上と予想できる成分 |
カリ石ケン素地 (ヤシ油・アーモンド油・水酸化K・水・エタノール) | 石鹸洗浄分 | |
グリセリン | 保湿 | |
パパイン | タンパク分解酵素 | |
オレンジ果皮油 | 香料、皮膚コンディショニング | 配合量が1%以下と予想できる成分 |
ツバキ油 | 保護剤 | |
アルガニアスピノサ核油 | 保護剤 | |
グアーガム | 乳化、増粘、香料 | |
クエン酸 | pH調整、収れん | |
1,2-ヘキサンジオール | 保湿、防腐 | |
コカミドプロピルベタイン | 洗浄、起泡、コンディショニング | |
ティーツリー油 | 防腐、香料 | |
ローズマリー油 | 香料、皮膚コンディショニング | |
メボウキ油 | 香料、皮膚コンディショニング |
各成分の詳しい説明は公式の商品詳細にも記載されていますが、まとめるとこんな感じです。
香料は一切使っていないので、配合されたオイル類の香りがそのままします。
香りの好みは個人差がありますが、決して嫌な匂いではないので僕的にはOKでした。
石けん成分で洗うとは?
一言でまとめると「純粋に汚れだけを落とす」ということです。
主流の合成シャンプーには髪をコーティングする成分が含まれる場合が多いですが、石鹸シャンプーには基本的にそういった効果はありません。
そういった理由から「きしみ」を感じることがあります。
でも、しっかりと泡立てて洗って、しっかりとすすいだ後、専用のコンディショナーを使うことできしみを和らげることが出来ます。
僕は今回初めて石けんシャンプーを使いましたが、サッパリとした洗い上がりで心地よかったです。
「凛として」コンディショナーのレビュー
成分表
成分名 | 効果・効能 | |
---|---|---|
水 | 溶媒(基材) | 主な成分、 配合量が1%以上と予想できる成分 |
グリセリン | 保湿 | |
BG | 保湿、防腐 | |
エタノール | 収れん、抗菌 | |
ベヘニルアルコール | 乳化、コンディショニング | 配合量が1%以下と予想できる成分 |
1,2-ヘキサンジオール | 保湿、防腐 | |
ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10 | 乳化、エモリエント剤 | |
セタノール | 乳化 | |
ツバキ油 | 保護剤 | |
ホホバ油 | 保護剤、ヘアコンディショニング | |
アルガニアスピノサ核油 | 保護剤 | |
スクワラン | 保護剤、ヘアコンディショニング | |
乳酸ステアラミドプロピルジメチルアミン | 帯電防止 | |
オレンジ果皮油 | 香料、皮膚コンディショニング | |
ティーツリー油 | 防腐、香料 | |
ローズマリー油 | 香料、皮膚コンディショニング | |
メボウキ油 | 香料、皮膚コンディショニング |
シャンプーと同じく香料が使われていないので、配合成分の香りそのままです。
香りについては、シャンプーとの違いはあまりありませんでした。
専用コンディショナーで指通り滑らかに
石鹸シャンプーは弱アルカリ性の成分で汚れを落とすので、髪のキューティクルが開いた無防備な状態になります。
洗い流せば自然と中性に戻りキューティクルも閉じてくるので、絶対にコンディショナーを使う必要はありません。
しかし、専用のコンディショナーを使うことで滑らかな指通りにすることが出来ます。
凛としてのコンディショナーは頭皮の保湿もしてくれるので、根元からより健やかな髪を目指すことが出来ます。
最後に
凛としてのシャンプー・コンディショナーは、普段から石けんシャンプーを使っている人はもちろん、僕のような初めての人にもお勧めできます。
最初の「きしみ」には不安を覚えるほど驚くと思いますが、使い続けることできっと改善していくでしょう。
参考文献
成分表示に関して、以下の文献・サイトを参考にまとめました。
- 化粧品成分表示の読み方手帳
- 化粧品成分ガイド
- 化粧品成分辞典
- 化粧品成分オンライン
- 石けん百貨