皆さんは「難消化性デキストリン」ってご存じですか?
糖や脂肪の吸収を抑えてくれるトクホ食品の多くに含まれる成分で、その健康効果の大元になっています。
実はこの難消化性デキストリンは、だれでも簡単に購入できるんです。
僕は1年以上ほぼ毎日ずーっと摂取し続けているので、実感している効果などをまとめていきます。
もう手放せない!
今後もずっと飲み続けるね。
個人的実感・効果
ダイエット効果は実感なし。太りにくくなった気はする。
痩せた実感はありません。
体脂肪が減るとか、そういった意味でのダイエット効果はあまり感じていません。
ただ、食べすぎた翌日やお菓子を多めに食べちゃった時、絶対に増えていた体重がほとんど増えなくなりました。
痩せる効果は感じませんが、太りにくくなった実感はありますね。
お腹の調子はすこぶる良い!
お腹の調子はめちゃくちゃ良くなりました。
実感しだしたのは、摂取し始めて1週間くらいしてからですね。
もともと軟便と便秘を繰り返していたんですが、調子が安定するようになりました。
バラバラだった便意の周期も決まってきて、今では毎朝食後に必ずどっさりスッキリです!
オナラはやや増
これはお腹の調子が良くなった証拠なのかもしれませんが、オナラは以前より増えました。
ガスが溜まって苦しい感じではなく、オナラさえもスッキリ出てくれる感じです(笑)
便秘の時は気になっていた臭いも、今では和らいでくれた気がします。(臭くなくなった訳ではないですよ)
お財布に優しい
僕はいつも、楽天でニチガから出ている500gのパッケージ(1,000円)を購入しています。
1日の摂取量の目安が10g程度なので、1か月半くらいに1回購入の計算ですね。
高い買い物ではないと思いますので、継続するにはありがたいです。
ちなみにうちの場合は、家族もたまに使うから1か月に1回購入ペースかな。
難消化性デキストリンとは
正体は水溶性食物繊維
難消化性デキストリンとは、天然のでん粉を原料とした水溶性の食物繊維です。
アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)でもGRAS(安全と認められる物質)と認められた安全性の高い成分。
安定性も非常に高く、加熱処理をしても大丈夫なので料理にも使えます。
味や匂いもほとんど無いので、水に溶かして飲んでも気になりませんでした。
1g=約1kcalなので、カロリーが気になる方も手軽に食物繊維を補えます。
特定保健用食品(トクホ)制度で認められた成分
特定保健用食品(トクホ)制度とは、消費者庁が食品に健康機能表示(健康への効果を示す表現)を具体的に表示することを許可する制度です。
「難消化性デキストリン」は、特定保健用食品2019年度版のなかで
- お腹の調子を整える食品
- 血糖値が気になり始めた方の食品
腸管壁から血液中への糖質の移行をおだやかにする働きがあります。 - 血中中性脂肪が気になる方の食品
消化管での脂質の消化吸収を抑制し、脂質の一部を便とともに排泄させることにより、食後の血中中性脂肪の上昇を抑える働きがあります。 - 血糖値と血中中性脂肪が気になる方の食品
※上2つの働きを合わせて表記されている商品もあります。
に含まれる成分として記載されています。
よくCMや広告でやっている「血糖値が~」とか「血中中性脂肪が~」と謳った商品の多くに「難消化性デキストリン」が含まれています。
つまり、
普段の食事や飲み物に「難消化性デキストリン」を混ぜればトクホ食品の出来上がり
ってことですよね。(強引?)
難消化性デキストリンはそんなに高いものではないので、わざわざトクホ商品を選んで買うよりも断然お得かもしれません。
原料による違いはほぼ無し
難消化性デキストリンを検索すると、原料が小麦ものも、トウモロコシのものがあります。
また、原産国が違うものがあります。
100gあたりに含まれる食物繊維量や炭水化物量に違いはありますが、大差ありません。
アレルギーなどの心配がなければ、基本的にどれを選んでも問題ないと思います。
そもそも100gも一気に摂取しないからね~。
摂取方法
摂取するタイミングは、食前や食後ではなく、食事の最中に食べるのが効果的です。
1日約10gを目安に、2~3回に分けて摂りましょう。
難消化性デキストリンは熱や酸にも強く、料理にも安心して使えます。
ここでは僕が普段やっている方法をご紹介します。
飲み物に溶かす
冷たい~常温はすぐ溶けない しばらくすると完全に溶ける
食事の時の飲み物に溶かすのが一番手軽ですね。
摂取量も管理しやすいです。
ただ、常温以下の冷たい飲み物には溶けにくいので、しばらく混ぜる必要があります。
汁物に溶かす
お味噌汁など、汁まですべて飲み干す料理に溶かすのも良いですね。
温かい飲み物ならサッとすぐに溶けてくれますし、味や匂いも変わりません。
お米と一緒に炊く
ご飯を炊くとき、一緒に炊くのもおススメです。
食事の中でも一番糖質の高いものなので、より効果的に糖の吸収を抑制してくれるかも?
粉末より顆粒がおススメ
難消化性デキストリンを検索すると、「粉末」と「微顆粒」のものがあります。
粉末タイプは小麦粉のような細かい粉状のもの。
微顆粒は、顆粒タイプの風邪薬のようにサラサラしたものです。
個人的には微顆粒の方が圧倒的に扱いやすいと思います。
粉末タイプは、常温以下の飲み物に溶かそうとするとダマになり、かなり溶かしにくい印象です。
最後に
いかがでしょうか。
「難消化性デキストリン」の名前だけ聞くと難しく思ってしまいますが、手軽にとれる水溶性食物繊維です。
普段不足しがちな食物繊維を簡単に補えますし、体に悪いものでは決してないので是非試してみてください!